阪急電車内の中吊りで「ヘルプマーク」
2019-05-18
脊柱管狭窄症という椎間板と骨などに神経が圧迫される病気になられた方がいます。
通勤に電車を使っておられるので、一番に通勤電車の心配が頭をよぎりました。
電車の乗り降りを見ていたら、この人はどこか悪いのかな?とわかるかもしれませんが
立っていると足が痺れていたり痛みがあるなんて見た目にはわかりません。
私たちの周りには、見た目にわからないけれど「援助や配慮」が必要な方はたくさんおられます。
ヘルプマークは病気の方だけでなく、障害をおもちの方も持っておられます。
電車の中だけでなく、災害時にも的確に「援助や配慮」ができるよう裏にはシールが貼ってあり、
緊急時の連絡先や、持つ人についての必要な情報が、見た人に伝わるように記載されています。
「ここ空きそうかな?」と座る場所を探すと同時に「援助や配慮」が必要な人はいないかな?
と車内を見渡せる、そんな思いやりのある人がますます増えますように。
ヘルプマークは導入地域では無料配布しています。
近畿2府5県では導入されているようですので、配布先は市区町村の役所や福祉課などに問い合わせると教えてくださります。
「ヘルプマーク作成・活用ガイドライン」にのっとって作成することも可能です。
作成の際は、東京都福祉保健局 障害者施策推進部 計画課 社会参加推進担当へ申請・連絡が必要となるようです。
マタニティマークでも問題になりましたが、悪用する方や持っている方が危険な目に合うということが気がかりですね。
本当に必要な方が安心してヘルプマークを持てる社会に少しでも近付けるよう、自分にできることをしようと思います。